クロサギ

2006年にTBSで放送された「クロサギ」は詐欺師でありながら正義の味方にも思えてしまう魅力的な主人公黒崎を中心とした人気ドラマです。

元々原作は漫画作品なのですが、目には目を歯には歯をといったように被害にあった依頼人からの情報をもとに詐欺師を騙していく様が実に面白いといえます。当然人気ドラマ作品ですので映画が制作されました。

当記事では2007年に制作され、2008年に劇場公開された「映画クロサギ」の魅力を余すことなく伝えていこうと思います。

クロサギ映画とあらすじ(事実と一般情報とあらすじ)

クロサギは2006年にTBSの金曜ドラマ枠で放送されたジャニーズの山下智久さん主演の人気ドラマです。かつてはジャニーズの人気グループNEWSに属していた山下さんですが、2021年現在は脱退しています。

そんなクロサギですが、放送の翌年から映画が制作され、2008年には公開されました。当項目ではクロサギの本編と映画それぞれのあらすじについて紹介しています。

クロサギの本編のあらすじ

主人公である黒崎の職業は詐欺師。しかし、ただの詐欺師ではなく詐欺師(シラサギ)を騙す詐欺師でした。彼には詐欺被害にあった父親が一家心中を図り、一人生き残ったという暗い過去があったのです。

成長して大人になった黒崎は本来であれば詐欺師を捕まえる警察官などになるのかと思いきや、詐欺師を騙す詐欺師であるクロサギとして生きていました。詐欺師を騙す詐欺師とはいえ、詐欺師には変わりないため、当然ながら警察に追われる日々を過ごしていたのです。

そのなかでも神志名警部補が特に熱心に黒崎を追っていましたが、捜査の目をかいくぐりながら、詐欺師界を束ねるドンとして知られる桂木から詐欺師の情報を得ていました。自分の家族を死に追いやった詐欺師という存在に対して弟子入りをする黒崎だったのです。

いっぽう普段の黒崎はアパートを経営する大家としても生活を営んでいました。そのなかで本作のヒロインとなる吉川氷柱と出会います。吉川は大学生で大学の法学部で学び、検事を志していました。

傍で生活していたため、黒崎が詐欺師であるという事実は吉川も当然知っていました。最初は詐欺師を嫌悪し、詐欺師である黒崎を軽蔑していた氷柱でしたが、黒崎と関わっていくなかで黒崎のバックグラウンドや本心を徐々に知っていきます。

黒崎の本性を知った吉川はどうにかして彼を救いたいと考えました。そして黒崎は自身の父親を騙し死に追い込んだ御木本という詐欺師を追っていたのです。

クロサギの映画のあらすじ前編

父親を騙し死に追いやった伝説の詐欺師である御木本を追っていた黒崎。ある日桂木からの情報で桶川レイコという女性から依頼を受けます。黒崎が彼女から話を聞くと、彼女は事情を話始めます。

彼女には難病の娘である桃花がいたのですが、心臓が悪い桃花のために女手一つでシングルマザー社長として頑張って仕事をしていました。ところがある日とある取引をしようとしていた人物との出会いが運命を狂わせてしまいます。

桶川レイコはダイヤ付きの印鑑の贈答の実印詐欺で手術代を詐欺師にだまし取られてしまったのです。具体的にはダイヤ付きの印鑑を使うことが社長としての格といったようなささやきに騙されて印鑑を使ったのですが、この印鑑が実はほかで既に悪用されたものだったのです。

この詐欺を仕掛けた人物は石垣という男でした。石垣は黒崎を追う刑事である神志名も追いかける大物詐欺師で、かつては大規模な手形詐欺によって100社以上もの会社を闇に葬った伝説のシロサギでした。そんな石垣のことを当然許せない黒崎は新たなターゲットとして石垣に照準をあわせるのでした。

石垣について調べていると石垣の過去を知る銀座のクラブのママであるさくらが現れました。さくらの話によれば栃本不動産の計画倒産などの情報や石垣が巨大な詐欺事件を企んでいるということがわかります。

石垣を騙すために黒崎はまず、IT企業WingBladeという架空の会社をつくり、若社長に化けて近づくことを考えます。石垣に電子マネーを介したマネーロンダリングの企画を持ちかけると黒崎をカモだと勘違いした石垣は快く話に乗ります。

その後も順調に調査を進めていく黒崎。そのなかで石垣が東京中央署の桃山哲次刑事や汚れた大企業を相手に詐欺をはたらくシロサギである白石陽一にも追われていることを知ります。吉川氷柱やゆかりは黒崎を心配しますが、黒崎は石垣を追い詰めるために彼の懐に飛び込んでいきます。

石垣の趣味であるオセロの対戦によって信用を得た黒崎は、いよいよ石垣を追い詰めるためにさまざまな仕掛けを用意します。まずはパソコンの取り込み詐欺、そしてネット上の偽電子マネーサイトe-moneyBdyを作成し、振込詐欺とつぎつぎに石垣を追い詰めるのでした。

しかし、石垣はこれを警戒してか実際にカードは使いませんでした。その代わりに部下の鷹尾がカードを使います。というのも鷹尾にはギャンブルで作った借金があり、不当に金を隠せるカードを売ればお金になると考えたのです。

いっぽうその頃、黒崎は石垣から2億円を騙し取ったと勘違いしていました。実際にはカードを使ったのが鷹尾だとわかるのは、鷹尾が遺体として見つかってからでした。鷹尾は暴力団幹部であった蔵本にカードを売っていたのです。

つまり、振り込まれた2億円は鷹尾や石垣のお金ではなく、暴力団幹部の蔵本のものでした。当然、騙されたと感じた蔵本は責任の矛先を鷹尾や石垣にむけます。カードを売った張本人である鷹尾は蔵本によってこの世から消されてしまいました。

クロサギの映画のあらすじ中編

当然ながら人が死んでいるという事実に黒崎は動揺します。シロサギやアカサギを騙して喰うことはあっても殺しだけはやらないと心に決めていましたが、自分の行動によって人が死んでしまったという事実が黒崎には耐え難いものだったのです。

そしてそのことについて、サクラや吉川氷柱などにいわれ、さらに考えます。そしてサクラが石垣の被害者であり、もとはといえばその詐欺の計画をしたのが桂木であるということが明らかになっていきます。

桂木が黒幕であるのにも関わらず、サクラや石垣と関わらせたことに怒り狂う黒崎。なんのためにこんなことをするのかと桂木を問い詰めます。怒り狂う黒崎は桂木の喉元に剣をつきたてますが、寸前のところで思いとどまります。

そしてサクラと再び話すとサクラが桂木に惚れていたということがわかります。桂木は詐欺にあい身辺整理などに追われていたサクラの債務処理などを手伝ったり、線路に飛び込んで死のうとしていたところを止めたりと優しい一面をみせていました。

そんな優しい面があるいっぽうで、ことがある程度片付くときれいさっぱりとサクラの前から消えてしまったことを知ります。桂木という男は詐欺師でありながら人を惹きつける魅力があり、とても危険であること。そして黒崎もその魅力にとりつかれてしまっていると忠告を受けます。

紆余曲折の末、石垣を本気で喰うことを決意した黒崎。今度はパソコンやコピー機のリース会社の営業担当に化けて石垣に近づきます。一度失敗している手前、姿がばれたらバックの暴力団に消されてしまう危険にさらされながらも変装します。

黒崎は変装の名人のため、石垣にバレることなく近づくことに成功するのでした。信頼を得た黒崎は石垣から100台のパソコンの購入を持ちかけられます。しかし、これは石垣の詐欺の常套手段でした。大方、黒崎は予想していましたが、まさにそのとおりになります。

石垣の提案によれば、パソコンの代金を手形で払いたいということでした。実はこれは石垣の詐欺の手口で手形を現金に変える前に計画倒産し、商品を売り飛ばして儲けるといったものでした。黒崎は石垣のことを知っていますので、まんまと詐欺にひっかかるようなことはしません。

黒崎も負けじと半分だけ現金で支払ってほしいと石垣に提案します。たとえ半分現金で支払ったとしてもある程度の儲けは見込めることを知っていた石垣はこれを快諾するのでした。

クロサギの映画のあらすじ後編

いよいよ映画はクライマックスへと近づきます。石垣の逮捕状を得た警察は黒崎と石崎が接触するであろうことを知り、事前に確保する計画を立てます。黒崎も計画通りエレベーターにのって移動しようとしますが、警察の計画によって電源を落とされてしまいます。

止まったエレベーターのなかに閉じ込められてしまう黒崎。このままでは逮捕されかねませんし、石崎の高跳の時間も迫っていたため焦ります。どうにかエレベーターの天井を開け脱出することに成功した黒崎は警察を巻きながら石垣が待つ場所へと急ぎます。

石垣が部下からのトラブルに関する着信に対してかけなおそうとしているのを発見した黒崎。どうにかして邪魔しようと偶然を装ってぶつかります。ぶつかった隙に落ちた携帯を自分の持っていたキッズ携帯とすりかえることに成功します。

その場ではすり替えたことには気づかれず、石垣にオセロの再戦を申し込み黒崎は時間稼ぎをすることを試みます。石垣とオセロをしていると暴力団の幹部である蔵本が乗り込んできます。そして蔵本は石垣に石垣のところの手形がうちにあるという事実を告げます。

当然ながらそんな手形には覚えのない石垣は知らないと告げます。うちが代金を支払ってしまっている以上は知らないじゃ済まされないと蔵本に詰められます。そして隠し持っていた現金を根こそぎ蔵本にとられてしまうのでした。

呆然とし、憔悴する石垣。実はこの一部始終は黒崎が仕組んだ罠だったのです。黒崎は手形詐欺によって多くの人をだまし続けた石垣を許せませんでした。もちろんそれは被害者も同じで、事情を説明すると快く手形を譲ってくれたのです。

その手形をお金に変えるためには裏社会の力を借りなければならないことを察した黒崎は蔵本にこの手形を買い取ってもらえるようにお願いします。金になることを察した蔵本は面白いとこの話に乗り、石垣を懲らしめることに成功しました。

ことの一部始終を知った石垣は、黒崎に騙されたことや負けたことがショックで立ち直れません。しかし、そのバックに桂木がいることを察した石垣は黒崎に負けたわけではないこと、桂木はいつか黒崎をも潰すことを予想し、吐き捨てます。とはいえ、世の中にシロサギがいる以上クロサギはやめられないと黒崎は誓うのでした。

そしていつもの通り被害者に騙し取られたお金を返金する黒崎。娘の手術代がなく医師に待ってほしいと懇願する桶川レイコ。黒崎は娘の桃花と出会った木の下に現金の入った袋をおいて桃花にわかるようにアピールします。

これに気づいた桃花。現金の入った袋を幼い力でひきずりながら母親のもとへもっていくのでした。お金がもどってきたため、手術を受けることができるようになった桃花。桶川レイコと娘の桃花は病院のほかの患者に見守られながら抱き合うのでした。

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